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仮想通貨コスモス(ATOM)とは?買い方、今後の将来性を分かりやすく解説

多くのブロックチェーン、例えばビットコインやイーサリアムは、それぞれが独自のシステムで動作しており、互いに直接の連携ができないという課題があります。

従来、ビットコインをイーサリアムに交換する際、ブロックチェーンは分散型であるにもかかわらず、中央集権的な取引所を利用し、高い手数料を支払わなければなりませんでした。

そのような問題を解決するために生まれたのが「コスモス(ATOM)」です。

コスモスは、異なるブロックチェーン間に相互運用性を提供し、それらの連携を可能にします。

この記事では、コスモスおよびその基軸通貨「ATOM」について、特徴や価格動向、将来的な展望などを解説します。

国内でコスモス(ATOM)を取り扱っているのはGMOコインです。使いやすさ、手数料の安さ、セキュリティなど国内で人気の取引所です。ぜひチェックしてみてください。

【GMOコイン】

目次

仮想通貨コスモス(ATOM)とは?

コスモス(Cosmos)は、「ブロックチェーンのインターネット」として、多様なブロックチェーン同士を接続し、相互にやり取りできる環境を構築することを目指しているプロジェクトです。

現在、多くのブロックチェーンはそれぞれ独立した仕組みで成り立っており、他のブロックチェーンと直接的な通信や取引ができないという課題を抱えています。こうした課題に対して、コスモスはそのネットワーク上で異なるブロックチェーンをつなぐことができ、相互運用性を実現しています。

コスモスの中核を担うのが「Cosmos Hub(コスモスハブ)」というブロックチェーンであり、その基軸通貨である「ATOM(アトム)」は、Cosmos Hub内での手数料支払いやステーキング(資産を一定期間ロックすることで報酬を得ること)報酬に利用されています。

2024年9月14日時点でのATOMの価格は591.30円、時価総額ランキングで47位に位置しています。

コスモスは、従来の中央集権型の仮想通貨取引所に依存せずに、異なるブロックチェーン間でスムーズな取引を行えるようにすることで、ブロックチェーン技術の可能性を広げています。

そのため、コスモスは今後の仮想通貨市場において非常に重要な役割を果たすと見られています。

仮想通貨コスモス(ATOM)を購入できる取引所

2024年9月時点で、国内でコスモス(ATOM)の取り扱いがある仮想通貨取引所は、GMOコインが唯一の選択肢となっています。ここでは、GMOコインの基本情報や提供されているサービスについて詳しく見ていきます。

GMOコインの概要と特徴

GMOコインは、豊富な仮想通貨の取り扱いと多様な取引サービスを提供する日本国内の大手仮想通貨取引所です。

現物取引(販売所・取引所)のほか、つみたて暗号資産や貸暗号資産、ステーキングなど、仮想通貨に関連する多彩なサービスを提供しています。

また、2021年7月14日からは、コスモス(ATOM)の取り扱いも開始されており、国内ユーザーが手軽にATOMにアクセスできる環境が整っています。

GMOコインの詳細

  • 取引の種類:現物取引(販売所・取引所)、レバレッジ取引(現在ATOMは対象外)
  • 取扱通貨数:26種類(BTC、ETH、BCH、XRP、ATOMなど)
  • 最小取引数量(ATOM):販売所:0.05 ATOM、取引所:0.01 ATOM
  • 手数料(ATOM) 販売所:無料(スプレッドあり)、取引所:Maker -0.03%、Taker 0.09%
  • 送金手数料:無料
  • その他サービス:ステーキング、つみたて暗号資産、貸暗号資産、IEO、API提供

【GMOコイン】

GMOコインでは、コスモス(ATOM)のステーキングサービスも提供しており、ユーザーが自身のATOMをデリゲート(委任)することでステーキング報酬を得ることが可能です。

デリゲートとは、ATOMを特定の承認者に委任する行為で、承認者が取引を承認した際に報酬が分配されます。報酬率は年率6.5~7.2%とされており、比較的高い利回りが期待できます。

ステーキングサービスは非常に簡単で、特別な申込みは不要です。GMOコインのウォレットにATOMを保有しているだけで自動的にステーキング報酬が分配されるため、煩雑な手続きなしに受け取ることができるのが魅力です。

仮想通貨コスモス(ATOM)の購入方法

以下では、GMOコインを利用してATOMを購入する手順を詳しく解説します。

GMOコインで口座を開設

まず、GMOコインの公式サイトにアクセスして口座を開設します。

【GMOコイン】

口座開設の手続きは非常にシンプルで、スマホを使って本人確認書類と自分の顔写真を撮影する「かんたん本人確認」を選ぶと、最短10分で口座開設が完了します。

口座開設の流れは次の通りです

  • アカウント登録
  • ユーザー情報の入力
  • 本人確認(画像アップロード、またはかんたん本人確認)

迅速な手続きを希望する場合、「かんたん本人確認」を利用するのがおすすめです。

購入資金の入金

口座開設が完了したら、次に資金を入金します。

GMOコインでは、以下の2種類の入金方法が提供されています:

・即時入金
インターネットバンキングを使用し、手数料無料で即座に入金が反映される方法。対応する金融機関は限られており、GMOあおぞらネット銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行、PayPay銀行などが利用可能です。

・振込入金
銀行窓口やATMからの振込入金も可能ですが、即時反映されない場合があります。

即時入金は手数料がかからず、利用可能な金融機関も多いため、便利な方法として推奨されています。

【GMOコイン】

取引形式を選択(販売所 or 取引所)

GMOコインでは、仮想通貨の現物取引に「販売所」と「取引所」の2つの形式があります。

・販売所
GMOコインとユーザーが直接取引を行う形で、スプレッド(売買価格の差)があるものの、仕組みが非常にシンプルで、初心者向けです。

・取引所
ユーザー同士が取引を行う形式で、取引コスト(手数料)が比較的安く、注文の際には成行注文や指値注文を使って柔軟に取引できます。

取引コストを抑えたい場合は取引所の利用が良いですが、より簡単に取引をしたい場合は販売所の利用が便利です。

【GMOコイン】

注文を入れてATOMを購入

取引形式を選んだら、いよいよATOMを購入します。

販売所では成行注文のみですが、取引所では成行注文のほか、指値注文や逆指値注文を行うことも可能です。これにより、自分が希望する価格でATOMを購入したり、売却したりすることができます。

GMOコインの取引画面は非常に見やすく、初心者でも直感的に操作できるようになっているため、初めて仮想通貨を購入する方にも安心して利用できます。

【GMOコイン】

コスモス(ATOM)の特徴

コスモスおよびその基軸通貨ATOMには、以下のような主な特徴があります。

相互運用性の提供

多くの仮想通貨プロジェクトでは、ビットコインやイーサリアムなどのブロックチェーンがそれぞれ独自の技術的インフラを持ち、他のブロックチェーンと直接的にデータや価値を交換することができません。これに対し、コスモスは「Hub」と「Peg Zone」という技術を用いることで、異なるブロックチェーン間を橋渡しし、これらをつなぐことができるようになっています。

具体的には、コスモスのネットワーク上では、異なるブロックチェーン同士がこのHubやPeg Zoneを通じて互いに接続され、データや仮想通貨のやり取りを行えるようになります。

例えば、従来であればビットコインをイーサリアムのブロックチェーン上に送るためには、中央集権的な取引所を利用しなければならず、そこで高額な手数料を支払う必要がありました。

しかし、コスモスの相互運用性機能により、こうした制約を取り払い、ブロックチェーンの世界における自由な取引環境が実現されます。

【GMOコイン】

SDKを使った独自ブロックチェーンの作成

コスモスのもう一つの大きな特徴は、開発者が簡単に独自のブロックチェーンを作成できるという点です。

コスモスでは「SDK(ソフトウェア開発キット)」が提供されており、これを利用することで、新しいブロックチェーン(Hub)を簡単に構築することが可能です。このSDKを使えば、独自のトークンを発行し、そのトークンを利用して新たな取引やサービスを提供するブロックチェーンを作ることができます。

さらに、新しく作成されたブロックチェーンはCosmos Hubや他の既存のHubと連携できるため、相互運用性を持ちながら外部のブロックチェーンとも接続可能です。

Peg Zoneを使って外部のブロックチェーンともやり取りできるため、新しいプロジェクトが既存のブロックチェーンと互換性を保ちながら発展していくことが可能となります。

【GMOコイン】

コンセンサスアルゴリズム「DPoS」の採用

コスモスは、ネットワークの取引を承認するための合意形成アルゴリズムとして「Delegated Proof of Stake(DPoS)」を採用しています。

DPoSは、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)から派生したシステムであり、PoSの課題である権利の集中を改善する仕組みです。

PoSでは、仮想通貨を多く保有しているユーザーが取引の承認権を得やすく、その報酬も多く手に入るため、権利と富が一部の保有者に集中するという問題がありました。

一方、コスモスで採用されているDPoSでは、取引の承認権を他のユーザーに委任することができ、投票によって承認者が選ばれます。これにより、ATOMを多く保有するだけでなく、他のユーザーからの信頼を得ることも重要となり、ネットワーク全体で権利と富がより分散される仕組みが実現されています。

また、取引の承認者に選ばれた場合、承認作業を行ったユーザーだけでなく、承認者に投票した委任者にも報酬が分配されるため、より多くのユーザーがネットワークに参加しやすくなっています。このような仕組みは、ネットワークの分散性を高めるだけでなく、取引処理のスピード向上にもつながっています。

【GMOコイン】

仮想通貨コスモス(ATOM)の将来性と今後の展望

コスモス(ATOM)は、異なるブロックチェーン同士を繋ぐという独自のビジョンを掲げたプロジェクトであり、そのユニークなアプローチにより投資家から高い注目を集めています。

ブロックチェーンの技術が進化し、多様化していく中で、相互運用性の実現は非常に重要な課題となっており、コスモスはその解決策を提供する存在として期待されています。

特に、ATOMは長期的な投資先としても注目されています。

ブロックチェーン技術が日常生活やビジネスに浸透するにつれ、相互運用性を持つプラットフォームの需要が高まると予想されており、ATOMの価格も将来的に上昇する可能性が高いと考えられています。

以下に、コスモスの将来性について詳しく見ていきます。

Cosmos SDKの利便性向上

Cosmos SDKは、開発者が簡単に独自のブロックチェーンや分散型アプリケーション(DApps)を構築できるツールとして提供されています。

このSDKは非常に使いやすく、開発者のニーズに応じた柔軟なカスタマイズが可能であり、すでに30以上のブロックチェーンと250以上のDAppsがコスモスネットワーク上で稼働しています。

SDKを使うことで、ブロックチェーン開発がより迅速かつ効率的に行えるため、これまでにない新しいプロジェクトの誕生を後押ししています。

今後、さらに多くの開発者や企業がCosmos SDKを活用することで、コスモスネットワーク上に構築されるブロックチェーンの数は増加し、その結果としてATOMの需要も上昇することが期待されます。

SDKの利便性の向上により、プロジェクト開発のハードルが下がるため、ATOMを利用した新たなユースケースが生まれ、ネットワーク全体の価値が向上する可能性があります。

【GMOコイン】

ブロックチェーンの相互運用性への関心の高まり

コスモスの最大の特徴は、異なるブロックチェーン同士の相互運用性を実現することです。これは、異なるネットワーク間での情報や価値の交換を可能にし、分散型金融(DeFi)や分散型アプリケーション(DApp)において、非常に重要な役割を果たします。

異なるブロックチェーン上の資産やデータをスムーズに移動させることができ、ブロックチェーンエコシステム全体の効率性を高めることができます。

コスモス以外にも、ポルカドットやチェーンリンクなど、相互運用性に特化したプロジェクトが存在しますが、それぞれのプロジェクトが異なるアプローチを取っています。

今後、コスモスがこれらの競合プロジェクトとの差別化を図り、どのように独自のポジションを確立していくかが、ATOMの成長において重要なポイントとなるでしょう。

特に、コスモスが提供する「Hub」と「Peg Zone」の仕組みは、複数のブロックチェーンをスムーズに接続する技術として、相互運用性分野で強力なアドバンテージを持っています。

【GMOコイン】

大企業での導入事例の増加

コスモスの技術は、その柔軟性と相互運用性の特長から、企業レベルでも導入が進んでいます。

特に、大企業がブロックチェーン技術を活用する際には、異なるネットワークとの互換性やスケーラビリティが求められます。コスモスはこれらの課題を解決するための優れたプラットフォームとして認識されており、すでに複数の企業で導入されています。

例えば、トヨタはコスモスと提携して実証実験を行い、ブロックチェーン技術の可能性を探っています。

また、LINE株式会社が開発した「LINE Blockchain」もコスモスの技術を基盤として構築されました。こうした大企業での採用は、コスモスの信頼性と実用性を証明するものであり、今後もさらに多くの企業がコスモスを採用することで、ATOMの需要はますます増加すると予想されます。

大企業の導入は、単なる技術的な導入に留まらず、コスモスエコシステムの信頼性を高め、他のプロジェクトや企業にも波及効果を与える可能性があります。

ATOMが企業間での取引やシステム統合において主要な役割を担うようになることで、価格や市場での評価も大きく上昇するでしょう。

【GMOコイン】

競合との差別化と今後の課題

コスモスの将来性を語る上で重要な要素の一つは、競合プロジェクトとの差別化です。

ポルカドットやチェーンリンクなど、同じようにブロックチェーンの相互運用性を目指すプロジェクトが存在する中で、コスモスはその技術的優位性やエコシステムの拡大により、どのように他との差をつけていくのかが注目されています。

コスモスの強みは、その柔軟性と拡張性にあります。

多くの開発者がコスモスのSDKを利用して新しいブロックチェーンを作成し、これをネットワーク全体に接続できる点は、他のプロジェクトと比較して強力な競争力となります。

さらに、コスモスが提供する相互運用性の技術は、他のプロジェクトに比べて実際の運用実績が豊富であり、この点でも優位性を持っています。

ただし、競合プロジェクトの動向にも注意が必要です。今後、どのプロジェクトが相互運用性の分野でリーダーシップを取るかによって、ATOMの成長スピードにも影響が出る可能性があります。

まとめ

仮想通貨コスモス(ATOM)は、相互運用性の提供という強力なビジョンを持ち、ブロックチェーン業界において重要な役割を果たしています。

開発者にとって使いやすいCosmos SDKや、すでに導入されている大企業での実績など、ATOMの成長を支える要素は多くあります。

競合プロジェクトとの違いを打ち出しながら、さらに多くの企業やプロジェクトがコスモスを採用することで、ATOMの価値は今後も上昇する可能性があります。

ATOMに将来性を感じる方は、この機会にGMOコインなどで投資を検討してみてはいかがでしょうか。コスモスは、これからのブロックチェーン市場において、引き続き注目されるべき存在です。

【GMOコイン】

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