仮想通貨の中でも、特に知名度が低く、時価総額が小さいものは「草コイン」として知られています。
「草コイン」という名前から否定的な印象を持つ人も少なくないかもしれませんが、一度注目されると大きな資金が流入し、メジャーな仮想通貨よりも急激に価格が上昇することがあります。
そのため、ハイリスク・ハイリターンな投資として注目を集めています。
本記事では、そんな草コインについて、過去の急騰事例やおすすめの銘柄について解説します。草コインに興味がある方や、投資を検討している方はぜひ参考にしてください。
本記事のポイント
- 草コインとは、時価総額が小さくあまり知られていない仮想通貨のことです。
- 「時価総額が○○万円以下で草コイン」という明確な基準は存在しません。
- 一度注目を集めると、草コインはメジャー通貨以上に大きく値上がりすることがあります。
- 草コインへの投資で億単位の利益を得た投資家も。
- 草コインの取引には、信頼性が高い国内取引所「GMOコイン」が推奨されます。
「草コインを始めてみたい」「どんな銘柄があるのか知りたい」と考えている方には、ぜひGMOコインを活用してみてください。
GMOコインは豊富な種類の仮想通貨を取り扱っています。また、手数料が安くて安全性が高い取引所です。
草コインとは?
ビットコイン以外の仮想通貨は「アルトコイン」と総称されますが、その中でも特に規模が小さく、知名度の低いものは「草コイン」と呼ばれます。
草コインは、注目を集めると一気に価格が跳ね上がることがある一方、注目されないまま終わることも多く、非常に不安定な投資対象です。
また、詐欺的なプロジェクト(いわゆるスキャムコイン)が含まれているリスクもあります。
とはいえ、草コインの定義は明確ではなく、個々の投資家がそれぞれの基準で判断しています。
例えば、時価総額の順位で草コインと考える人もいれば、取引所に上場していない低知名度の通貨を草コインと捉える人もいます。
草コインで大成功した事例
草コインの投資によって大きな利益を得た例は多く存在します。中でも有名なのが、ドージコイン(DOGE)の成功事例です。
ドージコインは、もともと少数の投資家が注目していた草コインの一つでしたが、2020年にTikTokで話題になり、さらにイーロン・マスク氏がSNSで言及したことで、一気に市場の注目を集めました。
その結果、2021年には価格が急騰し、短期間で150倍以上に上昇した例があります。
このように、草コインは適切なタイミングで投資すれば、短期間で大きなリターンを得ることが可能です。
草コインおすすめ比較一覧
以下に、現時点で注目されている草コインの比較一覧を示します。
銘柄 | 価格 | 時価総額 | 時価総額ランキング |
柴犬コイン | ¥0.001905 | ¥1,122,717,715,656 | 13位 |
ドージコイン | ¥14.54 | ¥2,122,455,772,836 | 8位 |
アクシーインフィニティ | ¥652.73 | ¥97,774,239,127 | 84位 |
トロン | ¥21.88 | ¥1,896,707,248,972 | 10位 |
ステラルーメン | ¥13.23 | ¥391,030,199,550 | 29位 |
アイオーエスティー | ¥0.6787 | ¥14,464,858,248 | 321位 |
ザ・サンドボックス | ¥36.78 | ¥85,910,756,272 | 96位 |
アスター | ¥8.20 | ¥58,965,903,078 | 124位 |
ベーシックアテンショントークン | ¥24.09 | ¥36,026,272,545 | 168位 |
エンジンコイン | ¥20.59 | ¥35,502,395,572 | 171位 |
ザ・グラフ | ¥20.18 | ¥192,684,896,184 | 52位 |
グリーンメタバーストークン | ¥20.63 | ¥50,667,123,893 | 144位 |
ユニスワップ | ¥981.49 | ¥589,092,577,892 | 22位 |
執筆時点(2024年9月12日)での時価総額となります。
後ほど各コインについて詳細に説明しますが、まずは基本的な情報を表形式で整理しました。これらの草コインは、知名度や時価総額は異なりますが、それぞれ特徴的な成長可能性を秘めています。
これから草コインへの投資を考えている方は、まず上記の一覧表を参考にしてみてください。
それぞれの銘柄は異なる特徴やリスクを持っているため、詳細な理解が重要です。
おすすめの草コイン銘柄ランキング
次に、特におすすめの草コインについて、日本国内の仮想通貨取引所で取り扱われている銘柄を中心に、13の通貨を紹介します。これらは時価総額が比較的低く、価格変動が大きいものが多いですが、過去に大きな上昇を見せたものや、今後の成長が期待されているものです。
柴犬コイン(SHIB)
名称 | 柴犬コイン |
ティッカーシンボル | SHIB |
価格 | ¥0.001905 |
時価総額 | ¥1,122,717,715,656 |
時価総額ランキング | 13位 |
主な取引所 | コインチェック |
柴犬コイン(SHIB)は、2020年8月に「Ryoshi」という匿名の開発者によって発行された仮想通貨です。
もともとはミームコインとして登場しましたが、その後、急速に注目を集め、Shiba Inuエコシステムの基盤通貨として発展しました。
現在の価格は¥0.001905 ですが、2021年にはSNSを中心に需要が急増し、その時の価格は¥0.01263に達しました。
SHIBは、分散型取引所「ShibaSwap」や、NFTマーケットプレイスなどでの利用が可能です。さらに、SHIBの開発チームは「Shibarium」というセカンドレイヤー技術を導入し、エコシステム全体の拡大を進めています。
ドージコイン(DOGE)
名称 | ドージコイン |
ティッカーシンボル | DOGE |
価格 | ¥14.54 |
時価総額 | ¥2,122,455,772,836 |
時価総額ランキング | 8位 |
主な取引所 | GMOコイン |
2013年にソフトウェアエンジニアのビリー・マーカス氏らによって開発されたドージコイン(DOGE)は、仮想通貨の世界では最も有名なミームコインの一つです。もともとは冗談で作られた通貨でしたが、2021年にイーロン・マスク氏の支持を受けて急速に知名度を上げました。
現在、価格は ¥14.54で、時価総額は ¥2,122,455,722,836 に達しており、ランキングでも8位にランクインしています。
発行上限がないため、供給量は今後も増加する見込みですが、イーロン・マスク氏の発言や市場の動向次第で大きな価格変動が予測されます。
アクシーインフィニティ(AXS)
名称 | アクシーインフィティ |
ティッカーシンボル | AXS |
価格 | ¥652.73 |
時価総額 | ¥97,774,239,127 |
時価総額ランキング | 84位 |
主な取引所 | コインチェック |
アクシーインフィニティ(AXS)は、Play-to-Earn(P2E)ゲームの代表格ともいえるNFTゲームであり、特に2021年には大きな注目を集めました。
ゲーム内では、アクシーというモンスターを収集・育成し、対戦することで仮想通貨AXSとSLPを稼ぐことができます。
価格は ¥652.73 で、時価総額は ¥97,774,239,127 に上り、ランキングでは84位に位置しています。
ゲームの人気はピーク時からやや落ち着いていますが、依然として根強いファンがおり、今後の動向に注目が集まっています。
トロン(TRX)
名称 | トロン |
ティッカーシンボル | TRX |
価格 | ¥21.88 |
時価総額 | ¥1,896,707,248,972 |
時価総額ランキング | 10位 |
主な取引所 | コインチェック |
トロン(TRX)は、2017年にジャスティン・サン氏が設立したトロン財団によってローンチされたブロックチェーンプラットフォームであり、その基軸通貨であるTRXは、草コインの一種として認知されています。
トロンの主な目的は、分散型エンターテインメントプラットフォームを提供することであり、これにより、クリエイターやコンテンツ提供者が直接ユーザーにデジタルコンテンツを提供し、報酬として仮想通貨を受け取ることができます
プラットフォーム上での決済や投げ銭にTRXが利用されることで、トロンは独自の経済圏を築いています。
特に近年、トロンは着実に成長を続けており、ユーザー間の取引手数料を抑えた仕組みが注目を集めています。
公開当初は価格の急騰も見られましたが、その後は安定した成長を見せており、今後のさらなる発展が期待されています。
ステラルーメン(XLM)
名称 | ステラルーメン |
ティッカーシンボル | XLM |
価格 | ¥13.23 |
時価総額 | ¥391,030,199,550 |
時価総額ランキング | 29位 |
主な取引所 | GMOコイン |
ステラルーメン(XLM)は、2014年にジェド・マケーレブ氏が開発したステラ財団の主力プロジェクトで、個人間送金を効率的に行うために設計された仮想通貨およびブロックチェーンプラットフォームです。
このプロジェクトは、国際送金やクロスボーダー取引を迅速かつ安価に行えるシステムを提供しており、特に銀行を介さずに、国境を越えて資金を移動させるニーズに応えることを目的としています。
2021年には、ステラルーメンを活用して、EUの27カ国とタイの間に送金回廊が確立され、この技術が実用化されることで、国際的な送金手数料の削減や取引速度の向上が期待されています。
ステラルーメンは、グローバルな通貨となる可能性があると多くの専門家から注目されており、金融の世界でその影響力を高めています。
アイオーエスティー(IOST)
名称 | アイオーエスティー |
ティッカーシンボル | IOST |
価格 | ¥0.6787 |
時価総額 | ¥14,464,858,248 |
時価総額ランキング | 321位 |
主な取引所 | コインチェック |
アイオーエスティー(IOST)は、2018年1月にJimmy Zhong氏やTerrence Wang氏などの技術者によって開発された分散型ブロックチェーンプラットフォームです。
トランザクションのスピードとスケーラビリティに優れており、1秒間に約8,000件の取引を処理する能力を持っています。
高い処理能力により、IOSTは非常に高速な送金が可能で、従来のクレジットカード処理の3,000~4,000件と比べても圧倒的な性能を誇っています
IOSTは特に、スマートコントラクトやDApps(分散型アプリケーション)の開発プラットフォームとしての役割も強調されており、その技術的な優位性から、多くのプロジェクトがこのブロックチェーン上で構築されています。
高速処理に加えて低コストな取引が可能なことから、IOSTは将来有望な草コインとして注目を集めています。
ザ・サンドボックス(SAND)
名称 | ザ・サンドボックス |
ティッカーシンボル | SAND |
価格 | ¥36.78 |
時価総額 | ¥85,910,756,272 |
時価総額ランキング | 96位 |
主な取引所 | GMOコイン |
The Sandboxは、イーサリアム上に構築されたサンドボックス型のメタバースゲームで、SANDはそのネイティブトークンです。
プレイヤーはゲーム内でアバターや仮想アイテムを作成し、自由にプレイできるサンドボックスゲーム形式が特徴です。SANDトークンは、ゲーム内アイテムの取引や土地の購入に使用されます。
価格は ¥36.78、時価総額は ¥85,910,756,272 で、ランキングでは96位に位置しています。今後、さらなる企業の提携やプロジェクトの進展により、SANDの価値が高まる可能性があります。
アスター(ASTR)
名称 | アスター |
ティッカーシンボル | ASTR |
価格 | ¥8.20 |
時価総額 | ¥58,965,903,078 |
時価総額ランキング | 124位 |
主な取引所 | コインチェック |
アスター(ASTR)は、スマートコントラクト機能を搭載した「Astar Network」というブロックチェーンプラットフォームの基軸通貨です。
アスターネットワークは、分散型アプリケーション(DApps)の開発に最適化されており、幅広いユーザーや開発者から注目を集めています。
特にステーキング報酬やガバナンスに関与するためのトークンとしてASTRを活用し、ネットワーク内での取引や決済手段としても重要な役割を果たしています。
プロジェクトの背後には、日本人起業家の渡辺創太氏が率いるSTAKE TECHNOLOGIES PTE. LTD.があり、Astar Networkはブロックチェーンの未来を見据えた先進的な取り組みを続けています。
Astarトークン(ASTR)は、ネットワークの意思決定プロセスにも利用され、ユーザーがトークンをステーキングすることでガバナンスに参加し、報酬を得る仕組みとなっています。
2022年にメインネットがローンチされてから、Astar Networkは急速に成長しており、2023年には韓国の厳しい仮想通貨規制をクリアし、主要取引所に上場を果たしました。このようにプロジェクトの発展は市場の関心を集めており、今後も新たな技術やサービスの展開が期待されます。
Astarは、ブロックチェーン技術を幅広く利用したプロジェクトとして、投資家にとっても魅力的な選択肢の一つです。
ベーシックアテンショントークン(BAT)
名称 | ベーシックアテンショントークン |
ティッカーシンボル | BAT |
価格 | ¥24.09 |
時価総額 | ¥36,026,272,545 |
時価総額ランキング | 168位 |
主な取引所 | GMOコイン |
ベーシックアテンショントークン(BAT)は、2017年5月にアメリカのBrave Software社によって開発されたデジタル通貨で、特にWebブラウザ「Brave」で使用される仮想通貨です。
Braveは、広告表示のあり方を根本から変える「Web3.0」の一部とされており、広告主、クリエイター、視聴者の間でフェアなエコシステムを作り出すことを目指しています。
BATは、Braveブラウザ内で広告を閲覧したユーザーに報酬として提供され、また、クリエイターやサイト運営者に投げ銭として送ることも可能です。
全世界で6,000万人以上がBraveを使用しており、このエコシステムの拡大とともに、BATの需要も増加しています。
次世代のインターネットとも称されるWeb3.0の普及が進むにつれ、BATはさらに重要な役割を果たす可能性が高く、長期的な投資先としても注目されています。
エンジンコイン(ENJ)
名称 | エンジンコイン |
ティッカーシンボル | ENJ |
価格 | ¥20.59 |
時価総額 | ¥35,502,395,572 |
時価総額ランキング | 171位 |
主な取引所 | GMOコイン |
エンジンコイン(ENJ)は、ゲーム業界とブロックチェーン技術を融合させた「エンジンプラットフォーム」で使用されるデジタル資産で、仮想アイテムやNFT(ノンファンジブルトークン)の価値を担保するために開発されました。
エンジンコインは、ゲーム開発者やユーザーが、ゲーム内のアイテムに実際の経済的価値を付加することを可能にし、これにより、デジタルアセットの流動性と取引の透明性が確保されます。
シンガポールに本社を構えるEnjin Pte. Ltd.が開発したこのプラットフォームは、MicrosoftやSamsungなどの大手企業とも提携しており、約1870万人の登録ユーザーを擁しています。
2009年に創業され、2017年にはICOを通じて約24億円の資金を調達し、その後エンジンコインが正式に導入されました。これにより、EnjinはブロックチェーンゲームとNFT市場で急速に成長を遂げました。
特にエンジンコインは、プレイヤーがゲーム内で取得した仮想アイテムに実際の価値を持たせるための基盤として機能しており、このデジタルアイテムはEnjinプラットフォーム上で自由に売買・取引することができます。
NFTやブロックチェーンゲームの市場が拡大している今、エンジンコインは将来の仮想経済において重要な役割を担うと期待されています。
ザ・グラフ(GRT)
名称 | ザ・グラフ |
ティッカーシンボル | GRT |
価格 | ¥20.18 |
時価総額 | ¥192,684,896,184 |
時価総額ランキング | 52位 |
主な取引所 | bitbank |
ザ・グラフ(GRT)は、分散型インデックスプロトコル「The Graph」のネイティブトークンであり、ブロックチェーン上のデータを効率的に検索・取得できる仕組みを提供しています。
「サブグラフ」と呼ばれるAPIを利用し、開発者はDAppsやDeFiプロジェクトで必要なブロックチェーンデータを迅速かつ効果的に活用できます。
The Graphは、データインデックスの自動化により、ブロックチェーンの複雑なデータを誰でも簡単にアクセスできるようにしています。
2020年末にプロトコルがローンチされると、その革新的な技術と実用性が注目を集め、GRTトークンの価格はわずか数ヶ月で10倍以上に上昇しました。
特にDeFi分野での利用が増えており、ブロックチェーンデータへのアクセスを効率化するこの技術は、業界全体のインフラストラクチャーを支える重要な役割を果たしています。
さらに、AI技術との統合や、ブロックチェーン技術の進化とともに、The Graphの利用範囲は広がり続けており、GRTの価値もそれに伴って上昇することが予想されます。
The Graphは、ブロックチェーンの成長に不可欠な技術として、今後も大きな注目を集めるでしょう。
グリーンメタバーストークン(GMT)
名称 | グリーンメタバーストークン |
ティッカーシンボル | GMT |
価格 | ¥20.63 |
時価総額 | ¥50,667,123,893 |
時価総額ランキング | 144位 |
主な取引所 | Bybit(海外取引所) |
グリーンメタバーストークン(GMT)は、ユーザーが物理的な運動を行うことで仮想通貨を稼ぐことができる「Move to Earn」型のゲーム「STEPN」のガバナンストークンです。
この新しいコンセプトは、フィットネスと仮想通貨の世界を融合させ、プレイヤーがランニングやウォーキングをすることで、GMTトークンを獲得できる仕組みを提供しています。
GMTは、ゲーム内アイテムの購入やアップグレード、さらにはSTEPNエコシステム内での意思決定に関わるガバナンストークンとして機能しています。
ユーザーはトークンを使って、NFTスニーカーやその他のゲーム内アセットを強化したり、新たにNFTをミントすることが可能です。
GMTの価値はSTEPNエコシステムの成長に密接に関連しており、プレイヤー数が増えるほど需要も高まる仕組みです。これにより、フィットネス市場と仮想通貨市場の交差点に位置するSTEPNは、今後さらに成長する可能性を秘めています。
ユニスワップ(UNI)
名称 | ユニスワップ |
ティッカーシンボル | UNI |
価格 | ¥981.49 |
時価総額 | ¥589,092,577,892 |
時価総額ランキング | 22位 |
主な取引所 | Bybit(海外取引所) |
ユニスワップ(UNI)は、イーサリアム上に構築された最も有名な分散型取引所(DEX)の一つであるUniswapのガバナンストークンです。
Uniswapは、ユーザーが中央集権的な取引所を介さずに、直接スマートコントラクトを利用して仮想通貨を交換できるプラットフォームを提供しており、その透明性と流動性の高さが高く評価されています。
2018年に最初のバージョンがローンチされ、現在はバージョン3(V3)が稼働しています。
このV3では、流動性提供者が資金を効率的に提供できるように仕組みが改善され、ユーザーにとってより柔軟でコスト効率の高い取引が可能となっています。
UNIトークンは、Uniswapのガバナンスに参加するための通貨として利用され、ユーザーはトークンをステーキングしてUniswapの将来に関わる重要な決定に投票することができます。
今後、NFTの取引や他のブロックチェーンとの互換性が拡大される見込みがあり、UNIトークンの価値もそれに伴って高まる可能性があります。
草コイン投資におすすめの仮想通貨取引所
ここでは、草コインへの投資を検討している方に向けて、特におすすめの仮想通貨取引所を3つご紹介します。
各取引所の特徴やサービス内容を詳しく解説し、あなたに合った取引所選びの参考になる情報をお届けします。
草コイン投資におすすめの取引所一覧
- GMOコイン
- Coincheck(コインチェック)
- SBI VCトレード
これらの取引所は、草コイン取引に対応しているだけでなく、ユーザーにとって魅力的な手数料やサービスを提供しており、仮想通貨取引を始めるのに最適なプラットフォームです。ぜひ、自分に合った取引所を見つけてみてください。
GMOコイン
GMOコインは、GMOインターネットグループが運営する国内最大級の仮想通貨取引所の1つで、豊富な銘柄数と取引オプションが魅力です。初心者からプロトレーダーまで幅広く利用されています。
- 取扱銘柄数:26種類
- 取引手数料(イーサリアムの場合):販売所は無料(スプレッドあり)、取引所ではMaker -0.01%、Taker 0.05%
- 最小取引数量(イーサリアムの場合):販売所は0.0001ETH、取引所は0.01ETH
- レバレッジ取引:販売所・取引所ともに対応
- 仮想通貨の送金手数料: 無料
GMOコインは、現物取引だけでなくレバレッジ取引にも対応しており、投資スタイルに合わせて選べるのが特徴です。
また、仮想通貨の出金手数料が無料であるため、海外取引所での草コイン購入を検討している方にとっても有利な選択肢となります。
さらに、積立サービスやステーキング、貸暗号資産といった関連サービスも充実しているため、仮想通貨の長期運用を考えている方にも適しています。
Coincheck(コインチェック)
Coincheckは、仮想通貨取引所の中でも知名度が高く、国内の大手取引所として多くのユーザーに利用されています。
運営会社はマネックスグループの一部であるため、信頼性の面でも高い評価を受けています。特に、草コインを含む多様な銘柄を取り扱っている点が特徴です。
- 取扱銘柄数:30種類
- 取引手数料:販売所取引は無料(ただしスプレッドあり)、取引所取引も無料
- 最小取引数量(ビットコインの場合):販売所での現物取引は500円相当から、取引所では0.005BTC以上
- 日本円の入出金手数料:入金は無料~1,018円、出金は407円
- 仮想通貨の送金手数料:銘柄ごとに異なる
また、Coincheckは草コイン取引以外にも豊富な関連サービスを提供しています。
たとえば、仮想通貨の積立サービスやIEO(Initial Exchange Offering)、NFT取引など、投資以外にもさまざまな用途で利用できます。
さらに、ステーキングや貸暗号資産サービスも展開しており、仮想通貨を長期保有する方にとっても便利なサービスが揃っています。
Coincheckは、初心者から上級者まで幅広いユーザーに支持されており、まだアカウントを持っていない方にはぜひおすすめの取引所です。
SBI VCトレード
SBI VCトレードは、SBIグループが運営する仮想通貨取引所で、信頼性の高さと手数料の低さが魅力です。
特に、国内取引所としては珍しい草コインを多数取り扱っており、投資機会が豊富です。
- 取扱銘柄数:23種類
- 取引手数料(ビットコインの場合):販売所は無料(スプレッドあり)、取引所ではMaker -0.01%、Taker 0.05%
- 最小取引数量(ビットコインの場合):販売所は0.0001BTC、取引所では0.000001BTC
- レバレッジ取引手数料:建玉金額の0.04%/日
- 日本円の入出金手数料:無料
SBI VCトレードは、レバレッジ取引やステーキングサービスも提供しており、よりアクティブに仮想通貨取引を行いたい方に適しています。
特にDOGEやSHIBといったミームコインを取り扱っているため、これからさらに草コインが上場する可能性が高く、成長期待のある取引所です。興味がある方はぜひ公式サイトを確認してみてください。
草コインの購入方法
今回は、GMOコインを例に挙げて、草コインの購入方法について詳しく解説します。
草コイン投資は、リスクとリターンのバランスを見極めることが重要ですが、手順をしっかり理解すれば、初心者でも簡単に始めることができます。
草コイン購入の手順
- GMOコインで口座を開設する
- 購入資金を口座に入金する
- 草コインの値動きを分析する
- 購入数量と注文方法を決定し、草コインを購入する
GMOコインで口座を開設する
最初に行うべきステップは、仮想通貨取引所「GMOコイン」での口座開設です。
コインチェックは、草コインを多く取り扱っており、初心者から上級者まで幅広く利用されている取引所です。口座開設は以下の簡単な手順で進めることができます。
GMOコインの口座開設手順
・メールアドレスの登録
公式サイトにアクセスし、まずはメールアドレスを登録します。
・基本情報の入力
名前や住所、電話番号などの基本的な個人情報を入力します。
・本人確認
運転免許証やマイナンバーカードをアップロードし、本人確認を行います。これにより、セキュリティが強化され、取引の安全性が確保されます。
すべての手続きはオンラインで完結するため、手軽に口座を開設することができます。口座を開設すれば、仮想通貨取引の第一歩が踏み出せますので、ぜひチャレンジしてみてください。
購入資金を口座に入金する
口座開設が完了したら、次に草コインを購入するための資金を入金しましょう。
GMOコインでは、以下の2つの方法で入金することが可能です。
・銀行振込
銀行の窓口やATMから直接振り込む方法です。特に大きな金額を入金する際に便利です。
・即時入金
時間や場所を問わずに利用できるため、非常に便利です。
自分に合った入金方法を選び、資金をコインチェックの口座に入金しましょう。これで、草コインを購入する準備が整います。
草コインの値動きを分析する
入金が完了しても、すぐに購入するのは控えましょう。
まずは、草コインの値動きをしっかり分析することが重要です。
仮想通貨全般に言えることですが、特に草コインは価格の変動が激しく、短期間で大きな上昇や下落が起こることがあります。
短期的なトレンド分析
価格チャートを見て、直近の値動きのパターンを把握しましょう。
市場ニュースの確認: 草コインは新興プロジェクトが多く、ニュースやSNSでの言及が価格に大きく影響することがあります。Twitterや仮想通貨関連メディアで最新情報をチェックすることが重要です。
冷静に相場を見極め、どのタイミングで購入するのが適切かを慎重に判断しましょう。
数量や注文方法を決めて購入する
値動きを十分に分析した上で、購入のタイミングが訪れたら、具体的にどのような方法で草コインを購入するかを決めましょう。
GMOコインでは、さまざまな注文方法が用意されており、以下のような選択肢があります。
・成行注文
市場価格で即座に購入する方法です。急いで購入したいときに便利ですが、価格の急変動に注意が必要です。
・指値注文
自分が希望する価格を指定して購入する方法です。思い描いた価格で取引が成立するのを待つことができるため、より計画的な取引が可能です。
購入する数量も慎重に考慮しましょう。仮想通貨はボラティリティが高いため、一度に大きな額を投資するのではなく、少額から始めることをおすすめします。
草コイン取引のメリットとデメリット
草コイン取引には、さまざまなメリットとデメリットが存在します。
草コインに投資する際には、その特性を理解し、リスクとリターンのバランスを見極めることが重要です。ここでは、それぞれのポイントを詳細に説明し、投資の判断材料として役立てていただければと思います。
草コイン取引のメリット
まず、草コインを取引することのメリットを以下に挙げます。
- 将来の大幅な値上がりに期待できる
- 価格が低く、少額から投資できる
将来の大幅な値上がりを期待できる
草コインは、時価総額が比較的小さい仮想通貨のことを指し、現在はあまり知られていないため価格が低く抑えられているものが多いです。これが、将来の大幅な値上がりを期待できる理由の一つです。
過去には、イーサリアムなども、草コインとして低価格で取引されていた時期がありました。そのため、まだ知名度が低い草コインも、ある日突然、注目を集めて価格が急騰することがあります。
さらに、草コインは価格が低いため、少額から気軽に投資を始めやすいという点も大きなメリットです。
価格が低く、少額から投資できる
数円から数十円程度で購入できるコインもあり、少ない資金で多くのコインを保有することができます。これにより、初心者でも仮想通貨市場に参加しやすく、初めての投資先として草コインを選ぶ人も少なくありません。
また、投資の金額が少ない場合でも、仮にコインが大きく値上がりした際には、比較的高いリターンを得られる可能性があります。これは、ハイリスク・ハイリターンの投資対象として草コインが魅力的である理由の一つです。
草コイン投資のデメリット
草コインは非常に魅力的な投資対象ですが、同時にデメリット。ここでは、草コイン投資において知っておくべき重要なポイントについて解説します。
ボラティリティ(価格変動)が非常に大きい
草コインは、ビットコインやイーサリアムのような主要銘柄と比較して、価格の変動が非常に激しいです。
1日で数%から数十%、時には数百%も価格が動くことがあり、短期間で大きな利益を得られる可能性がある一方で、同じく短期間で大きな損失を被るリスクもあります。
そのため、草コインに投資する際は、適切なリスク管理が不可欠です。資産を一部だけ投資するなど、慎重な運用を心がけましょう。
詐欺トークン(Scam)に注意
草コインの中には、時価総額が非常に低いものがあり、これらの一部は詐欺トークンである可能性があります。
詐欺トークンは、運営者が投資家の資金を持ち逃げする「ラグプル」や、悪意のあるスマートコントラクトを通じてウォレットから資産を盗むといった手口が報告されています。
こうしたトークンに引っかからないためには、プロジェクトの開発チームやビジョンをしっかりリサーチすることが大切です。口コミや評判も確認し、信頼性の高い情報源を活用して慎重に判断しましょう。
草コインの将来性を予測するためのポイント
草コインに投資する際には、その将来性を見極めることが重要です。
以下のポイントに注目することで、草コインの成長可能性を予測する手助けになります。
開発者の信頼性
草コインの将来性を予測する上で、まず注目すべきポイントは「開発者の情報」です。
草コインのプロジェクトをリードする開発者が、過去にどのようなプロジェクトを手掛けてきたのか、その実績や評判は投資判断の重要な材料となります。
信頼性の高い開発者が関わっているプロジェクトであれば、詐欺のリスクが低く、プロジェクトが成功する可能性も高まるでしょう。
また、開発者がどのようなビジョンや目的でコインを発行しているのかも確認するべきです。このような情報は通常、プロジェクトのホワイトペーパーに記載されており、そこで詳細な計画や目標を確認できます。信頼性の高い開発者と明確なビジョンを持つプロジェクトは、将来的な成長が期待できるでしょう。
利用用途やプロジェクトの方針
草コインの将来性を判断する際には、そのコインがどのような利用用途を持っているかも重要な要素です。
実際に利用される具体的なシナリオが存在し、その用途が社会的に価値を持っている場合、長期的な成長が見込まれます。特に、金融システムの効率化や新しい技術革新に貢献できるプロジェクトは注目されやすいです。
また、大手企業との提携やプロジェクトの支援があるかどうかも確認しておきましょう。
既に有名な企業がプロジェクトに関わっている場合、その信頼性は向上し、プロジェクトが成功する可能性が高まります。これにより、コインの価格が上昇するチャンスが増えるでしょう。
取引量や時価総額の動向
取引量や時価総額の増減も、草コインの将来性を判断する上での大きな指標です。
取引量が増えている草コインは、投資家の関心が高まっている可能性があり、その結果として価格が上昇することがあります。
また、時価総額が大きいほど、そのコインが市場で認知され、安定した価値を持つ可能性が高いです。
ただし、時価総額が低い草コインは、価格の変動が激しいため注意が必要です。価格が急上昇する一方で急落するリスクもあるため、取引量の推移や時価総額の変化を継続的に監視することが重要です。
まとめ
今回は、草コインに関する基本的な知識や、おすすめの銘柄、さらに草コイン取引が可能な仮想通貨取引所を詳しくご紹介しました。
・草コインの定義
草コインとは、時価総額が小さく、一般的な認知度が低い仮想通貨を指します。名前の通り、まだ芽が出る前の「草」のような存在です。
・明確な定義はない
草コインには、厳密な定義や明確な線引きが存在していません。そのため、特定の基準で草コインを選ぶことは難しいですが、一般的には市場規模が小さいものや知名度が低いコインが該当します。
・ハイリスク・ハイリターンの投資対象
草コインは、大手の仮想通貨と比べて価格の変動が大きく、その分リスクも高い一方、成功すれば大きなリターンが得られる可能性があります。価格が数倍、時には数十倍になることもありますが、逆に価値がゼロになるリスクも抱えています。
・GMOコインがおすすめ
草コインに投資するなら、豊富な通貨を扱っている「GMOコイン」が特におすすめです。GMOコインは使いやすさが高く、取引できる銘柄の種類も豊富なため、初心者から上級者まで幅広く支持されています。
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